作図資料の送付
- まず電話かメールでご一報いただき、作業開始日・納品日の調整をします。
- 次に作図に必要な見積書・意匠図・補足指示書などを注文書とともに、メールや大容量ファイル転送サービスなどで送っていただきます。
- 意匠図は、正確性・キープランの品質上、極力dwgファイルの入手をお願いしています。
※ 打ち合わせのための訪問はしておりません。
ご希望の場合は御請求対象となりますので、予めご了承ください。
作図箇所の拾い出し
- 見積書を基に作図符号を確認し、印刷した建具表・キープランに転記します。
- 平面詳細図に符号、枠・沓摺形状・性能、金物の向き(DC・錠前)防火性能、床・壁情報などを書き込みます。
Auto CADによる作図
- 平面詳細図のデータより、符号ごとに平面図を抜き出します。
- 複雑な時間がかかる特殊作図から図面を起こします。
- 一般的な建具は、データベースから建具の断面と壁・床納まりの断面を抽出・組み合わせて作図します。
- 拾い出した情報に基づいて姿図と金物表を作図します。
- データベース上にない情報を追記してデータを保存します。
- また確認事項や現場打ち合わせ要望などの情報を図面に書き込みます。
- 図面番号を整理して印刷します。
- 印刷した姿図と拾い出したキープランを基に、建具表・キープラン(Auto CADデータ)を作図します。
- ご要望により、表紙・仕様書も作図します。
- 表紙・仕様書建具表・キープランの図面番号を整理して、印刷します。
ダブル検図
- 拾い出したキープランと建具表・キープランを付け合わせ、すべて作図されているか、色付きのペンでチェックを入れながら確認します。
- 当社独自の図面チェックシートに基づいて、図面に色付きのペンでチェックを入れながら過不足や間違いがないか確認します。
- チェックを基にCADデータを修正します。
- 図面をpdfファイルで本社へ送信します。
- 本社でも図面を印刷し、チェックシートに基づいて色付きのペンでチェックしていきます。
- 修正箇所をスキャンして、作図担当者にpdfファイルで返送します。
- 担当者が再修正後、クライアント様のご要望のファイル形式で納品データを作成し、納品書を発行して本社に再送信します。
- 本社で最終チェックを行い、クライアント様へ納品します。
その他
- 作業上の不明点や提案事項などはすべて、電話で確認・相談させていただきます。
- 作図ミスについては即日修正させていただきます。
※ 修正は費用の発生しない作業で、訂正は費用の発生する作業のことを指します。
※ 作図途中で最新意匠図が届いた場合、図面を更新する場合は訂正の対象となります。
訂正の流れ
- チェック図と注文書その他追加資料・データを送っていただきます。
- 送信情報に基づき訂正を行います。
- 担当者と本社のダブル検図を行い、クライアント様へ最新版を納品書とともに送ります。